小説『TUGUMI』感想

これまた数年前の読書メモが出てきたので。
吉本ばななさんの『TUGUMI』です。名作ですね。

書籍情報

TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)

『TUGUMI』
著者:吉本ばなな
出版社:中央公論新社
発売年:1992年
ページ数:245p

『TUGUMI』読書メモ

つぐみ・山本家の娘・まりあの一つ下
陽子・つぐみの姉・まりあの一つ上
白河まりあ

山本家をたたむことになる

いろいろなものがひとつにあみこまれた大きなベールのようなものに守られていた。

2度と戻れなくなってからでないと、自分がその中にいることすらわからないくらいに、ちょうどいい温度のベール。

誰ひとり、本当は心の底に眠るはずのどろどろした感情を見せないように無意識に努力している。人生は演技だ、と私は思った。

きっと、どうせ人はいつどこにいても、いくらかはたったひとりのよそ者だということが、海から遠くかすむ港を見るときにはっきりとわかるからなのだろう。

こんなに空気の澄んだ夜の中では、人は胸の内を語ってしまう。

武内恭一。犬の権五郎。ホテルの息子。

つぐみと恭一。恭一は心臓が弱かった。

権五郎さらわれる。一度見つかり再びさらわれ戻ってこなかった。

穴を掘って権五郎を殺したグループの一人を閉じ込める
その無理がたたりつぐみが入院
恭一が東京から戻ってくる

つぐみはただそこにいるだけで、何か大きなものとつながっているのだ。

『TUGUMI』感想

感想書いてなかった←
メモを見てなんとなーく思い出し・・・そう・・・だけど・・・。

メモしている文章は当時心に残ったものですね。
3~4年前に読んだはずなので、今読み返したらまた違う言葉に惹かれるかもしれません。

近い内に読み返して、改めて感想を書こうと思います。

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