マンガ『天気の子』感想

新海誠原作の『天気の子』、コミカライズを読みました!
コミカライズで画を担当されているのは窪田航さん。全3巻。
雰囲気があってとても素敵な絵だなぁと思います。

マンガ『天気の子』感想

ストーリーは映画『天気の子』で知っていたので、復習がてら読むことに。
映画自体も好きな作品だったので、コミカライズでもこの作品に触れることができるのは嬉しいですね。

1巻

須賀さんが観てた映画は『スタンド・バイ・ミー』ですよね。
ちょうどコミカライズに触れる少し前に観た映画だったのですぐに分かりましたw
金曜ロードショーでも少し前にやってましたね。録画してあるのでまた時間があるときに観よう。

『ライ麦畑でつかまえて』は読んだことがないので、これもいつか触れたいなと思っています。

あと巻末。マザーグースの曜日の歌。知らなかったので調べてみました。

Monday’s child is fair of face,
Tuesday’s child is full of grace;
Wednesday’s child is full of woe,
Thursday’s child has far to go;
Friday’s child is loving and giving,
Saturday’s child works hard for its living;
But the child that is born on the Sabbath day
Is bonny and blithe, and good and gay.

美しいのは 月曜日の子供
品のいいのは 火曜日の子供
ベソをかくのは 水曜日の子供
旅に出るのは 木曜日の子供
惚れっぽいのは 金曜日の子供
苦労するのは 土曜日の子供
可愛く、明るく、気立てのいいのは日曜日の子供

私はたしか金曜日生まれなので・・・惚れっぽいのか。
帆高くんは木曜日生まれなんですね。旅に出る。

2巻

陽菜ちゃんの身体が浮いちゃう回。(どんな認識)
晴れ女になった日のこと。陽菜ちゃんのお母さん、素敵な人だな。

「悲しみに惑わされてほんとうに大事なものを見失うことのありませんように」

『天気の子』2/原作 新海誠・漫画 窪田航

須賀さんの気持ちに共感しやすい、というか。

「人柱ひとりで狂った天気が元に戻るなら 俺は歓迎だけどね」

『天気の子』2/原作 新海誠・漫画 窪田航

帆高、陽菜、凪の3人のホテルでのシーンが好き。
陽菜ちゃんの誕生日、帆高に指輪をもらって嬉しそうなのが可愛い。

3巻(最終巻)

冒頭の帆高のシーン、いいなぁ。島にいたころの話。自転車を漕いで。

「あの光の中へ行こうとそのとき決めた その果てにきみがいたのだ」

『天気の子』3/原作 新海誠・漫画 窪田航

須賀さん、冷蔵庫に貼られているメモが切ない。奥さんのメモ、捨てられないよねそりゃね。

凪くんホント・・・あんたって子は・・・罪な男(の子)・・・。
やっぱりセンパイだわ、凪くんw

帆高が陽菜に会いに行くシーンは何度見ても泣けちゃう。

「俺はただもう一度 陽菜さんに会いたいんだ!!」

「青空よりも 俺は陽菜がいい!!」

『天気の子』3/原作 新海誠・漫画 窪田航

3年の月日が流れ、須賀さんは帆高に対して「少年」呼びから「青年」呼びへ。

3年経っても晴れを願う陽菜ちゃんが健気すぎる・・・。
世界の形が変わってしまっても、それは誰のせいでもなく。
雨が降り続く世界になっても、いつしかそれに慣れていくんだろうなぁ。

「俺たちはきっと 大丈夫だ」

『天気の子』3/原作 新海誠・漫画 窪田航

帆高と陽菜に幸あれ。あ、凪くんも幸せになるんだよ・・・!

私の中の新海作品のイメージは『秒速5センチメートル』が強くて。
その感じでいくと、陽菜と帆高はお互い別の相手とくっつくんだろうなぁとか思ってしまうw
お互いというか、陽菜だけか。帆高は一人でぐじぐじしてそう(ひどい)。
どうも貴樹と明里のイメージが。

『君の名は。』で瀧と三葉が振り返ったのは印象的だったもんなぁ・・・。
それがあったから、今回の『天気の子』も最後は二人、ちゃんと会えたのかな、とか。

『天気の子』、新海作品の中でも好きな作品になりました!
『言の葉の庭』も好きなので、私はきっと「雨」に惹かれているのかも。
今後も雨の出てくる作品が観られたらいいな、と思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

PAGE TOP