マンガ『君の名は。』感想

原作・新海誠、漫画・琴音らんまる『君の名は。』を読みました!

映画のコミカライズ、全3巻。
映画自体は2016年公開なのでもう5年前? ですね。もうそんなに経つの?(;’∀’)w

『君の名は。』感想

小説も読んだし、映画も観たし、ということでコミカライズにようやく手を出しました。
気になってはいたんですが、なかなか触れるタイミングがなく・・・。
先日『天気の子』のコミカライズを読んだので、その流れで『君の名は。』にも触れることができました。

糸守町に住む宮水三葉(みやみずみつは)と、東京に住む立花瀧(たちばなたき)の入れ替わりストーリー。
入れ替わり自体は物語として珍しくないけど、そこに時間軸も加わってくるのがなかなか面白い設定だなと、小説や映画に触れたときに思っていました。

1巻

中身が三葉の瀧くんがかわいいんだよなぁ・・・。

おばあちゃんのセリフが最後の方に繋がってくるわけで。

「此岸に戻るにはあんたらの一等大切なもんを引き換えせにゃいかんよ
 口噛み酒やさ ご神体にお供えするんやさ それはあんたらの半分やからなあ」

『君の名は。』1/原作・新海誠 漫画・琴音らんまる

瀧くんが奥寺先輩とデートの日。三葉の方ではお祭りの日。
髪を切ってテッシーとサヤちんの前に現れる三葉。短いのもかわいい。

彗星が見えるね、という三葉の日記に「何の話だよ」と呟く瀧くん。
ここで二人の時間軸がズレていることが分かるというね。

2巻

入れ替わることがなくなって、瀧くんが三葉に会いにいく決心をするところから始まる2巻。
奥寺先輩と司くんを引き連れて飛騨まで。
そこで知ったのは「糸守には3年前に彗星が落ちた」という事実。
糸守にたどり着いたものの、そこは立ち入り禁止になっていて。
瀧の携帯に記された三葉の日記は文字化けしたのちに消えてしまう。

三葉の口噛み酒を飲んだことによって、再び入れ替わることができた瀧。
ティアマト彗星が糸守に落ちるというその日に目が覚めた瀧。
テッシーとサヤちんと協力して糸守のみんなを救おうと計画を立てることに・・・。

3巻(最終巻)

爆薬担当テッシー、放送担当サヤちん。
瀧は三葉の父親に話をしに行くけれど信じてもらえず。
まぁそりゃね・・・彗星落ちて大きな事故になる、なんて突然言われても、って思うよね。
みんなを救うことができない、と焦る瀧。そして向かう先は、ご神体のあるあの場所。

そして視点は瀧が奥寺先輩とデートをするあの日の三葉へ。
瀧に会うために東京へ向かう三葉。

「確かなことが一つだけある 私たちは会えばぜったいすぐにわかる
 私に入ってたのは君なんだって 君に入ってたのは私なんだって」

『君の名は。』3/原作・新海誠 漫画・琴音らんまる

三葉が出会った瀧は3年前の瀧くん。ちょっと幼いのかわいい。組紐渡しておいて良かったね・・・。

ご神体のあの場所で、カタワレ時に出会えた2人。

「お前に会いにきたんだ 大変だったよ お前すげー遠くにいるから」
「お前さ 知り合う前に会いにくるなよ」

『君の名は。』3/原作・新海誠 漫画・琴音らんまる

瀧くんのこのセリフが好きすぎる。遠くとかいうレベルじゃないよねー!

今度は忘れないように、とお互いの手に名前を書こうとする・・・がカタワレ時が終わってしまって。

名前が思い出せない瀧くん。三葉の方も思い出せず、手のひらをみるとそこには「すきだ」の文字。
このシーンも大好き( ;∀;)
名前! 名前書いてよ瀧くん! いやでもここでこの言葉だからこそいいんだけど!(どっち)

そして彗星が落ちた日から8年後。東京にいる三葉。
テッシーとサヤちんが東京へ来たときに行ったあのレストラン、瀧くんのバイト先だよね・・・!?

ずっと誰かを探していた―――。
お互いにそう思いながら、日常を過ごしていたとき。
電車ですれ違った2人。そして・・・。

こういう、出会うべき相手に出会うというか、お互いがお互いを必要とする、そういう物語が大好物です←
映画は1人で観に行ったのですが、観終わった後に恋したいなぁ、なんて思った記憶が。

それまでの新海作品って、やるせないというか、分かりやすくハッピーエンドとならないイメージがあったので、『君の名は。』でそのイメージが180度変わりました。
映画も小説も良かったけど、このコミカライズも良かったです!

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同じ新海作品の『天気の子』のコミカライズも読んでいます。
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